ゲッケイジュ Laurus nobilis
植物 > 被子植物 > クスノキ目 > クスノキ科 > ゲッケイジュ属
大阪府高槻市 2014/2/23
※分布図は目安です。
分布:外国産の栽培種。偶発的に逸出する場合もあると考えられる。地中海沿岸原産1,2)。
ローレルの名で知られるクスノキ科の常緑樹。葉にはよい香りがある。庭木などとして栽培され、日本には自生しない。本ページで紹介しているものは山の中に野生状態で生育していたものである。
ゲッケイジュの概要
花期1) | : | 4月 |
希少度 | : | ? |
生活形1) | : | 常緑中高木 |
生育環境 | : | ? |
学名3) | : | nobilis「高貴な、高名な」 |
ゲッケイジュの形態
葉
大阪府茨木市 2014/4/5
葉は互生し、幅は中央で最大、葉身長6-10㎝2)。
縁は時に波打つ。
一見特徴に乏しいが、ちぎると強い香りがある。
大阪府茨木市 2014/4/5
脈腋にダニ室(domatium;膨らみに見えるもの)がある。
成木ではダニ室のない株はごく稀だという4)。
大阪府茨木市 2014/4/5
葉裏からもダニ室の存在が分かる。
樹皮